アイコン作成に使える無料AIツール5選
まずは、アイコン作成の効率化に役立つ、無料のAIツールを紹介します。
Canva
Canvaは直感的に操作できるオンラインデザインツールです。
最近追加された「Text to Image」機能により、テキストの入力だけでAIがイメージを生成できるようになりました。
無料アカウントでも1日最大100個まで画像を作成できるため、大量のアイコン制作が必要なプロジェクトでも十分に対応可能です。
また、生成された画像を既存のCanvaの編集機能と組み合わせることで、よりブランドに合わせた細かな調整も行えます。
彩ちゃん
彩ちゃんは、特に顔のイラスト生成に特化したAIサービスです。
100万種類以上の多様なイラストを数秒で生成できる点が特徴で、アニメ調からリアル調まで幅広いスタイルに対応しています。
イラストの作成自体は無料で試せますが、月あたりの生成枚数は1,000枚までで、保存期間も7日間です。
実際の制作現場で使用する場合は、ライトプラン(4,800円/月)やスタンダードプラン(9,800円/月)なども事前に検討することをおすすめします。
Crypko.ai
Crypko.aiは、1クリックでキャラクターを生成できる効率的なサービスです。
アカウント登録は必要ですが、無料アカウントでもポイントが付与されるため、初期コストをかけずに試すことができます。
生成されたキャラクターの特徴や表情を段階的に調整できるため、クライアントの要望に合わせた微調整が可能です。
MakeGirlsMoe
MakeGirlsMoeは、女性キャラクターに特化したAIアイコン作成サービスです。アカウント作成が不要で、制限なく無料で利用できる点が大きな特徴です。
髪型、目の色、表情などの細かな特徴を詳細に指定できるため、一貫性のあるキャラクターデザインが求められるプロジェクトに適しています。
Waifu Labs
Waifu Labsは、4つの明確なステップで理想的なアイコンを生成できるサービスです。
「好みのイラストを選ぶ」「色を選ぶ」「細部を調整する」「ポーズを選ぶ」という直感的なプロセスで、デザインの方向性を段階的に絞り込むことができます。
無料で利用できる上、チーム内での方向性の共有やクライアントとの相談にも活用しやすい設計になっています。
アイコン作成に使える有料AIツール5選
より高品質なアイコンの制作や、チーム全体での効率的な運用を実現するために、有料AIツールの導入も検討してみましょう。
ここでは、実務での使用に適した高機能な有料AIツール5つを紹介します。
※価格は執筆時点(2025年3月)のものを参考にしています。
VanceAI
VanceAIは、何百万もの画像データでトレーニングされた高性能なAIモデルを搭載したサービスです。
ポイント制を採用しており、必要な分だけ購入して利用できる柔軟な料金体系が特徴です。
100ポイントプラン(650円)から1,000ポイントプラン(2,450円)まで用意されており、プロジェクトの規模に応じて選択できます。
画像生成の精度が高く、商用利用やプロフェッショナルな制作現場での活用にも適しています。
▼料金表
ポイント | 100 | 200 | 500 | 1,000 |
料金 | 650円 | 1,032円 | 1,682円 | 2,450円 |
Brandmark
Brandmarkは、プロフェッショナルなロゴやSNSアイコンの生成に特化したAIツールです。
ブランド名、キーワード、カラースタイルを入力するだけで、数千種類のデザインパターンから最適なアイコンを生成します。
料金プランは買い切り制で、Basic、Designer、Enterpriseの3種類から選択可能です。
一度購入すれば継続的に利用できるため、長期的なプロジェクトでのコスト管理がしやすい特徴があります。
▼料金表
プラン | Basic | Designer | Enterprise |
料金 | 25ドル(約3,708円) | 65ドル(約9,789円) | 175ドル(約25,956円) |
PICSOROBAN
PICSOROBANは、Stable Diffusion Web UIをベースにした、日本語対応の画像生成AIサービスです。
インターフェースがすべて日本語で提供されているため、チーム全体での導入もスムーズに行えます。
料金は10,000ポイント(1,100円)から100,000ポイント(11,000円)まで用意されており、使用頻度に応じて選択可能です。
特に日本語での細かい指示に対する理解度が高く、日本市場向けのアイコン制作に適しています。
▼料金表
ポイント | 10,000 | 50,000 | 100,000 |
料金 | 1,100円 | 5,500円 | 11,000円 |
Dall-E 3
OpenAI社が開発したDall-E 3は、ChatGPTと連携した高度な画像生成AIです。
同じプロンプトでも多様な画像を生成できる特徴があり、クリエイティブな制作現場で活用できます。
Dall-E 3を活用すれば、生成可能な画像数やアクセスの優先度が異なります。特に自然言語での指示に強く、詳細な要件を言葉で伝えやすい点が特徴です。
独立したサービスではないため、ChatGPT Plus(月額20ドル:約2,966円)に加入する必要があります。
なお、Microsoft Bingの「Bing Chat」や「Bing Image Creator」を利用する場合は無料で利用が可能です。(Microsoftアカウントが必要)
Midjourney
Midjourneyは、生成した画像の編集が可能な、プロフェッショナル向けの画像生成AIです。
解像度の調整や参考画像の重み付けなど、中上級者向けの高度な調整が可能です。
月額プランはBasicからMegaまで4段階用意されており、チームの規模や使用頻度に応じて選択できます。
特に芸術性の高い画像生成が得意で、クリエイティブなアイコン制作に適しています。
▼料金表
プラン | Basic | Standard | Pro | Mega |
料金 | 10ドル(約1,483円) | 30ドル(約4,450円) | 60ドル(約8,900円) | 120ドル(約17,799円) |
アイコン作成にAIツールを導入する際の注意点
AIツールを業務に導入することで制作効率は大幅に向上しますが、企業での利用には特有のリスクや注意点があります。
ここでは、自組織にAIツールを導入する際の重要な注意点について解説します。
関連記事:「ロゴ作成に使えるAIツール11選!選び方や利用時の注意点も解説」
商用利用の可否を確認する
AIで生成したアイコンを法人として使用する場合、まず確認すべきなのが商用利用の可否です。
特に、アイコンを活用して商品をデザインし販売する場合や、名刺、広告素材として利用する場合、さらには収益目的のウェブサイトや提案資料に掲載する場合などは、必ず商用利用が許可されているかを事前に確認する必要があります。
導入を検討する段階で、提供会社が公開している利用規約を確認しておきましょう。
著作権侵害の対策を講じる
AIで生成したアイコンが、既存の著作物を意図せず模倣してしまうケースがあります。
生成物をそのままブランディングやマーケティング目的で使用した場合、著作権を侵害する可能性があり、最悪の場合は損害賠償請求を受けるリスクも考えられます。
このリスクを軽減するために、生成されたアイコンの独自性を確認するプロセスを確立し、必要に応じて法務部門との連携を図ることが重要です。
また、AIツールの選定時には、著作権保護機能が組み込まれているものを優先的に検討することをおすすめします。
AI活用時の著作権侵害の対策については、下記の記事でも詳しく解説しています。
「AIの著作権に違反しないための企業がすべき対策5選」
まとめ
アイコン作成のAIツールには、CanvaやWaifu Labsなどの無料サービスから、VanceAIやMidjourneyといった高機能な有料サービスまで、さまざまな選択肢があります。これらのツールを活用することで、制作時間の大幅な短縮と品質の向上が可能になります。
ただし、企業での利用に際しては、商用利用の可否や著作権の扱いについて、事前に十分な確認が必要です。
まずはトライアル利用などで効果を検証し、その後プロジェクトの規模や目的に応じて有料ツールの導入を検討しましょう。