【無料】ロゴ作成に使えるAIツール5選
ロゴ作成に費用をかけたくない方や、お試しで利用したい方は、下記で紹介する5つの生成AIツールを検討してみてください。
Canva (ロゴ生成AI)
Canvaは、初心者でも直感的に操作できるデザインツールで、豊富なテンプレートが特徴です。数多くのデザイン要素(フォント、アイコン、画像など)を自由に組み合わせて、オリジナルロゴをデザインできます。ロゴ生成の機能を活用すれば、テーマを入力するだけでロゴを作ることが可能です。
多くのデザインが無料で利用できるため、コストを気にせずに何度でも試せる点も魅力です。豊富な機能を備えた有料版もあるため、状況に応じてプランを検討できます。
WIX (ロゴメーカー)
WIXのロゴメーカーは、質問に答えることでオリジナルロゴを生成してくれます。好み(色やアイコン)やビジネスのスタイルに基づいて、AIが自動的にロゴをデザインしてくれるため、業務の効率化が可能です。
生成されたロゴはさらにカスタマイズ可能で、色、フォント、レイアウトなどを自由に変更できます。ただし、無料プランでは商用利用権を含む高解像度ファイルのダウンロードはできない点に注意が必要です。
Adobe Express
Adobe Expressは、グラフィックや動画を簡単に作成できるアプリです。生成AI機能の「Adobe Firefly」が搭載されており、生成したい物や雰囲気などを入力するだけで即座にロゴを生成できます。
また、無料プランでも10万点以上の画像・動画用テンプレートを利用可能で、編集ツールを活用してオリジナリティのあるロゴを作成できます。
Hatchful
Hatchfulは、シンプルなステップでプロ仕様のロゴを作成できる生成AIツールです。業種やスタイルを選ぶと複数のデザイン案が提案され、ビジネス名や用途を入力すると、ロゴを自動で作成してくれます。ロゴの色やフォントも調整できるカスタマイズ性も魅力です。
作成したロゴはさまざまな形式でダウンロードできるため、WebサイトやSNS、名刺などで使用できます。
Microsoft Designer
Microsoft Designerは、AI を搭載したグラフィックデザインおよび画像編集アプリです。文章を入力するだけで、AIが自動でデザインを作成してくれます。
また、AIを使用して画像の不要な背景を削除したり、被写体を際立たせるために背景をぼかしたりすることも可能です。無料版の場合、1日15回まで生成できます。
【有料】ロゴ作成に使えるAIツール6選
優れた無料の生成AIツールはいくつもありますが、より高機能・高品質を求める場合は有料のツールも検討してみてください。下記で、ロゴ作成におすすめの有料の生成AIツールを6つ紹介します。
Looka
Lookaは簡単に美しいロゴが作れるAIロゴ生成サービスです。業種やデザインの方向性を選択し、ロゴの名称やスローガンを入力するだけで、AIがロゴ案を提案してくれます。
生成されたロゴは、色やフォントを自由にカスタマイズできます。SNSやメディア、フライヤー、ノベルティのデザインまで幅広く生成できる点も魅力です。
LOGOMAKER
LOGOMAKERは商用利用可能なロゴを簡単に作成できるAI搭載のロゴ作成ツールです。サイトにアクセスし、業界名や会社名などを入力することで、自社に合ったテンプレートを提案してくれます。
テンプレートはフォントスタイルやサイズ、色、背景などを自由にカスタマイズ可能で、オリジナル性の高いロゴを作成できます。
Midjourney
Midjourneyは、日本語対応の画像生成AIです。Discordというアプリを通じてチャット形式で使用します。ユーザーがテキストプロンプトを入力することで、AIがそれに基づいてロゴを生成します。
Midjourneyは、他のロゴ作成ツールとは一線を画した独自のスタイルをもつため、他にはないオリジナルのロゴを求める方にぴったりです。
Logo Diffusion
Logo Diffusionは、生成AIを活用して高度なロゴデザインを可能にするツールです。ビジュアルの品質が高く、プロフェッショナルな仕上がりが期待できます。
Logo Diffusionの大きな特徴は、ラフスケッチからロゴが生成できる点です。これにより、テキストの指示では伝わりにくい絶妙なニュアンスも再現できます。また、2Dロゴを3Dロゴに変換したり、画像をロゴに変換したりすることも可能です。
DESIGNEVO
DESIGNEVOは簡単にロゴをデザインできるオンラインツールで、豊富なテンプレートがあります。直感的に操作できるインターフェースで、特別なスキルがなくても魅力的なロゴを作成できます。
SNSのプロフィールロゴ、ソフトウェア&アプリのロゴ、ビジネスロゴ、ブランドロゴなど、幅広く作成できます。無料プランもあるため、有料プランを利用する前に試してみても良いでしょう。
Brandmark
Brandmarkは、ロゴを自動作成できる生成AIツールです。ブランド名やスローガン、ブランドを象徴するような単語を入力し、カラーを指定すると、その条件をもとにAIが自動でさまざまなロゴを作成してくれます。
ロゴの作成は無料ですが、ダウンロードにお金がかかります。数分でロゴが作成できるため、お試しでクオリティを確かめてみても良いでしょう。
ロゴ作成に使えるAIツールの選び方
ロゴ作成に使える生成AIツールは複数あり、何を選べば良いか悩んでしまう方も多くいるでしょう。下記で、自社に合ったツールの選び方を紹介します。
ロゴのカスタマイズ性
生成AIツールによるロゴ作成は、テンプレートやスタイルが用意されている場合が多く、短時間でロゴをデザインできます。しかし、会社やブランドの個性を反映するためには、カスタマイズ性が高いツールを選ぶことが大切です。
カスタマイズ性の高い生成AIツールであれば、生成したロゴに対し、フォントの種類、カラー、形状、サイズなどを自由に調整できます。
ロゴのクオリティ
クオリティの高いロゴを作成するには、生成AIツールが提供するデザインの精度や美しさも重要です。高解像度での出力に対応しているか、細部のデザインや色の表現力が豊かかなどを確認しましょう。
「ポップなイメージ」「レトロなニュアンス」など、求めているイメージが具体的に再現されるかどうかもポイントです。
また、デザインの精度はツールに搭載されているAIモデルや学習データにも左右されるため、レビューや事例を参考にして、ロゴの仕上がりイメージを確認することをおすすめします。
導入・運用にかかるコスト
生成AIツールには無料のものから高額なものまで、料金はさまざまです。ロゴ作成が一度きりで済む場合と、複数のロゴや素材が必要になる場合とでは、費用対効果も異なります。
また、無料のプランでは利用できる機能が限られていることが多く、商用利用も不可能な場合がある点に注意が必要です。目的と予算を明確にし、適したツールやプランを選びましょう。
対応している言語
生成AIツールの中には、特定の言語に対応していないものもあります。海外製のツールを利用する場合、日本語での操作が難しいこともあるため、対応言語を事前に確認することが重要です。
操作画面やテキスト入力、出力されるロゴのフォントが日本語に対応しているかも確認してください。
ロゴ作成にAIツールを利用する際の注意点
生成AIは便利ですが、使用に際していくつかの注意点もあります。下記で、ロゴ作成時に気を付けたい点を3つ紹介します。
注意点1|著作権の侵害にあたる場合がある
生成AIは膨大な学習データをベースにロゴを作成します。そのため、出力したデザインが既存のロゴに類似する可能性があります。意図せず著作権や商標権を侵害し、使用中止や損害賠償の請求につながるリスクも少なくありません。
他社の登録商標権や登録意匠権を侵害しないよう、生成されたロゴが既存著作物に類似していないか事前に調査しましょう。
注意点2|アイデアが明確な場合は不向き
基本的に生成AIはキーワードや選択肢に基づいてロゴを生成するため、細かいデザインの指示や修正が困難です。明確なロゴのアイデアがある場合、イメージを具体化したいなら、プロのデザイナーに依頼するほうが良いでしょう。
注意点3|対応可能なファイル形式を確認する
ロゴはWebや名刺など、さまざまな媒体で使用されるため、出力可能なファイル形式を確認することも重要です。多くのツールではPNGやJPEGなどの形式で出力できますが、サイズ変更に対応できるベクターファイル形式のSVGやEPSが広告素材として必要な場合もあります。
用途に合わせて、必要なファイル形式が提供されているか確認しましょう。
まとめ
ロゴ作成に使える生成AIツールは、短時間で手軽にデザインできる点で便利です。しかし、生成AIを活用して業務効率化を実現するには、利用者のスキルを上げる必要があります。導入前にはAI研修を実施し、従業員のリテラシーを高めると良いでしょう。
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