AI用語事典
Swift
スイフト
Swiftとは、Apple社が開発したプログラミング言語のこと。これまでAppleで使用されていたObjective-Cコードにも組み込むことができ、比較的学習しやすいのが特徴である。Swiftの登場により、iOSアプリやMacアプリなどは全てこの言語で作成することが可能となった。
2010年ごろから開発が進められたというSwiftは、2014年に発表されると共にAppleに登録している開発者に対しβ版の提供が始まった。2015年にオープンソース化したことで更に活用の幅が広がり、2018年には最新版のSwift 4.2もリリースされている。SwiftはPythonやRubyなどと共に記述しやすく、かつ将来的な期待が大きいとされる言語なので、プログラミングを学ぶ上では重要なもののひとつと言えるだろう。
■Swiftのメリット
・モダンなプログラミング
Swiftは上記の通り、PythonやRubyなどと同じく簡潔で記述しやすく、かつ読みやすい言語だと言われている。そのモダン(現代的)な特徴ゆえに、初心者にとっても学習が比較的容易なのが大きなメリットである。
・素早いパフォーマンス
名前の由来は飛ぶ姿がV字型になるのが印象的な「アマツバメ」という鳥で、「素早く迅速」という意味がある。その名の通り、Swiftは従来の言語と比較しても高速な動作が可能なので、処理をスピーディーに行いやすい。
・互換性、環境性にも優れる
Swiftは上記の通り従来のObjective-Cとも互換性があり、様々な作業を共有することが可能である。また、コーディング(使用通りプログラミング言語に置き換えること)中にリアルタイムで動作を確認できる「Playground」というシステムも搭載されているため、修正しなければならない箇所も分かりやすく、スムーズに開発を行える。
このように、Swiftは様々な意味で安定したプログラミング言語と言える。これをマスターすればApple社製品全てに応用できるため、アプリ開発を目標とするならぜひ覚えておきたい。
AI用語解説:×AI編集部監修