SFとは・AI関連用語集

SFとは、意味や概念を詳しく解説

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SFとは「Science Fiction(サイエンス フィクション)」の略であり、科学的な空想を基にした映画や小説など、フィクション作品のことを言う。世界初のSF雑誌「アメージング・ストーリーズ」の初代編集長、ヒューゴー・ガーンズバックが生み出した「サイエンティ フィクション」という言葉が語源である。

ただし、中には単にホラーやファンタジーなど必ずしも科学的とは言えない作品がSF扱いされる例もあることから、正確には「スペキュレイティブ フィクション(思索的小説)と呼ぶべきだ」との声もあるという。

世界で初めてSF小説を書いたのは『十五少年漂流記』で知られるジュール・ヴェルヌや、『タイム・マシン』が有名なハーバート・ジョージ・ウェルズだと言われているが、日本でもかぐや姫(竹取物語)や浦島太郎などを見るに、月へ行ったり違う時間軸へ飛んだりといったSF的な思想は昔からあったものと思われる。

人工知能との関連性としては、やはりロボットやアンドロイドなどが登場する作品が挙げられるだろう。ロボットという名称の生みの親はチェコの劇作家カレル・チャペックで、彼の戯曲『R.U.R.』(1920年)には自ら考え、行動するバイオノイド(人型ロボット)が出てくる。

SF世界に登場する人工知能は、現在で言う特化型AIに該当する「感情を持たないロボット」から、汎用人工知能と思われる「感情をもったロボット」までかなり多様だ。また、人工知能に支配される恐怖の世界観もあれば、逆に人と人工知能が友好的な関係を結ぶ理想郷が登場することもあり、作家それぞれの人工知能に対する認識の違いが窺える。

上記は極端な例だが「人間の敵に回る人工知能もあれば、味方になってくれる人工知能もいる」、あるいは「決定的な出来事により、人工知能研究が禁止される」といった世界観を見ると、ややリアルな不安も沸いてくる。SFには戦争やディストピアもつきものだが、「小説や映画の中の世界」だったものが、昨今は次々と現実になってきている。それだけに社会を豊かにすることは歓迎だが、“悪のシナリオ”は空想で留まって欲しいものである。

もっとも、AGIを人工知能研究の究極のゴールとするなら、今後、どんな展開になるかは誰にも分からないのが実状であり、まだしばらくはSF作家がドキュメンタリー作家となる日が訪れることはなさそうだ。

AI用語解説:×AI編集部監修

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