IBM Watson(ワトソン)とは・AI関連用語集

IBM Watson(ワトソン)とは、意味や概念を詳しく解説

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IBM Watson(ワトソン)

IBM Watson

IBM Watson(ワトソン)は、アメリカのコンピューター関連製品及びサービスを取り扱う企業「IBM」が開発した質問応答システム、及び意思決定支援システムのこと。人工知能という枠組みで紹介される場合も多いが、開発元であるIBMは「拡張機能(Augmented Intelligence)」もしくは「Cognitive Computing System(コグニティブ・コンピューティング・システム)」と称している。

watsonimageワトソンという名前はIBMの実質的な創設者であるトーマス・J・ワトソンが由来であり、その機能や内容を表すものではない。IBM Watsonは人間には取り扱いが困難と思われる膨大なデータでも素早く吸収し、質問の内容や文脈の趣旨を理解した上で適切な回答を行うことができるシステムであり、アメリカのクイズ番組「ジェパディ!」にて人間に勝利したことで一躍その名が知られることとなった。

また、2015年にはIBM Watsonが世界中の料理レシピや食材の香り、組み合わせ、好みに関する心理的なデータなどを解析することで制作したというレシピ本も出版され、人間の発想力では難しいレベルの斬新、かつ絶品なレシピを数多く提案したことで話題を集めた。

Watsonは現在医療分野での活躍も期待されており、毎年めざましく更新される研究内容を全て把握し、いずれは患者にとって適切な診断ができるシステムが構築できるのではないかと言われている。残念ながら確実に正しい診断を下せるとは限らないという理由で実用化には至っていないが、過去には複雑なタイプの白血病を10分で発見したこともある。

もし実用化となれば、医師の負担を減らした上で、医療のレベルアップにも貢献することになる。まさにAIによる社会のアップデートにつながるだけに、Xデーの到来が楽しみだ。

AI用語解説:×AI編集部監修

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