ディープマインドとは・AI関連用語集

ディープマインドとは、意味や概念を詳しく解説

menu

×AI

AI用語事典

ディープマインド

DeepMind

DeepMindは、人工知能を研究するイギリスの企業。創立は2010年だが、その後Googleによって買収されたため、現在では子会社として運営されている。創設者及びCEOは世界的な人工知能研究者であり、脳科学者やゲームデザイナー、ゲームプレイヤーとしても活躍するデミス・ハサビス。

DeepMindのテーマは「知性を解明し、それにより世界をよりよくすること」。畳み込みニューラルネットワーク(CNN)上でのディープラーニング(ディープニューラルネットワーク)と強化学習アルゴリズムという2つの研究分野を統合するという独自の方法で、強力な汎用学習アルゴリズム(最終的にはAGIか)の構築を目指している。

代表的な開発プログラムは、やはり2015年から2016年にかけて話題となった「アルファ碁」と言えるだろう。アルファ碁は囲碁に特化したコンピュータープログラムで、当時世界最強と謳われた韓国のプロ棋士を初めて破ったことで注目された。AIが人間にとっての脅威と印象づける歴史的トピックだった。

アルファ碁は、まず膨大な棋譜のデータを与えてディープラーニング(コンピューター自らがデータの特性に気付き、より効率的な判断を行えるよう働きかけること)させる。その後同じように制作された囲碁AIと対戦を繰り返す「強化学習」を行わせ、必勝パターンを明瞭にするという手法で実現したAIモデルだ。

囲碁は将棋やチェスと比べても手数が多すぎてコンピューターが人間を超えることは難しい、できるとしても相当な時間がかかると言われていた。そのため、その常識を覆したというニュースは、人工知能業界にもエポックメイキングなトピックとなった。

デミス・ハサビスは自身の論文の中で「AI研究は人間の脳を到達点とする以上、進めば進むほど複雑化する。人工知能研究を進化させるためには、よりバーチャルな脳の解析が必要となってくるだろう」と述べている。そうして知性の謎が解明されれば、AIはいつか本当にリアルな生命体に近づいてゆくかもしれない。DeepMindの目指す先にはサイエンスの究極ともいえるゴールがある。いつ到達するのかは誰にも分からないが、目指す限りゴールはあり続けるだろう。

AI用語解説:×AI編集部監修

AI用語を調べる

アイウエオ索引

アルファベット索引

AI用語事典TOPに戻る