自動運転とは・AI関連用語集

自動運転とは、意味や概念を詳しく解説

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自動運転

autonomous car

自動運転とは、AI(人工知能)を活かした自動車の先進技術のこと。人工知能が周囲の状況を見て、適切に判断し自律的に運転するため、人間が操作をする必要がないのがポイントである。

自動運転歴史としては、欧州で1987年から1995年まで実施された「EUREKAプロメテウス計画」が注目される。これは前例のない安全性と最高の効率性を兼ね備えた交通プログラムであり、1994年にはパリの激しい交通量の中、複線の高速道路を1,000㎞以上走る無人自動車が開発された。もっとも、専用の道路を走行する車種そのものは1980年代には既に存在したと言われており、研究の構想はそれより更に前からあったと思われる。

1950年ごろには雑誌に家族みんなが輪になってゲームをしていても自動で動く車の絵が掲載されている。そうしたシーンを見るに、「運転しなくてもいい車があれば」という発想はずいぶん昔、もしかしたら車というものが発売された当初からあったのかもしれない。「自動」車という名前を考えても不思議はないだろう。

昨今、人工知能の発展により、自動運転の研究は急速に進んでいる。一部自動運転が可能な自家用車はもう市販化されているが、「どこまでできるのか」については搭載される技術に応じて5段階のレベルがある。基本的に1~2まではあくまでも運転の「サポート」とされ、ドライバーに運転責任がある。日本では今のところこのレベル「2」が最大値である。

それがレベル「3」以上になると、特定の場所において全ての動作を車に任せられるようになる。緊急時のトラブルはドライバーが対応することになるが、基本的に事故の責任は車側が負うことになるのではないか、と言われるほどだ。現状量産車には搭載されていないが、普及が実現すればいずれは緊急時も全自動となるレベル4、ハンドルすら排除されたレベル5の自動運転技術が搭載された車が街中を走る日が来るのも夢ではなくなるだろう。

車の完全自動化は、単に技術的進歩に留まらず、自動車産業そのものを変えることになる。つまり、製造業から移動空間を提供するサービス業へのシフトだ。こうしたことを見越し、昨今は業種を超えた業界再編が雪崩のように起こっている。自動運転が当たり前になる未来は、まさに社会も大きく変革している次世代に突入しているだろう。

AI用語解説:×AI編集部監修

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