アルファ碁ゼロとは・AI関連用語集

アルファ碁ゼロとは、意味や概念を詳しく解説

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アルファ碁ゼロ

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アルファ碁ゼロとは、2014年にGoogleに買収された人工知能企業「Google DeepMind」が開発したコンピューター囲碁プログラム「アルファ碁」の進化版(4代目)である。アルファ碁と同じくディープラーニングを活用した人工知能だが、従来のモデルとは異なり、過去の棋譜データを学ばなくても“自己対局”によって強化できるところが大きな特徴とされる。

チェスでも人間を凌駕その強さは折り紙つきだ。アルファ碁といえば、2015年にハンデなしでプロ棋士を破り、2016年には当時世界最強と謳われた棋士すらも打ち負かしたことで世界的に話題となった。しかし、アルファ碁ゼロは、何と「過去のアルファ碁のモデルと戦い、ほぼ全勝した」という。

アルファ碁ゼロは、人間で言えば全く初心者の状態からたった3日間の学習で2代目となる「アルファ碁リー」のレベルに到達。21日目には3代目の「アルファ碁マスター」と同程度になり、40日間を超えたころにはアルファ碁リーには100戦全勝、マスターにも89勝11敗と圧倒的な力量を見せつけたのだ。

初代のアルファ碁ですらプロ棋士に勝利したというのに、アルファ碁ゼロまでいくとその能力の高さは想像するだけでも恐ろしい。一部では「自己対局だけで最強になれるなら、従来人間が用意した棋譜データは不要だったのではないか?」との声もあるほどだ。その点では、囲碁に強くなるための方法論に一石を投じたともいえる。とはいえ、アルファ碁が存在しなければここまで進化しなかったとも言えるため、結論を出すのは早計だろう。

2017年には更に汎用化され、5代目として囲碁以外のゲームにも対応した「アルファゼロ」が発表された。アルファゼロはたった8時間で2016年版のアルファ碁に勝利するようになった。人間がいかにして勝つのかというアプローチを超越した“強化”はまさに脅威で、今後の進化から目が離せない。

AI用語解説:×AI編集部監修

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