AI導入のポイントを専門家が解説するコラム記事一覧

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AI脳の創り方

連載:AI脳の創り方

Vol.15

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

AIが人間のように判断すること、にも危険がある

AIが人間のように判断すること、にも危険がある

前回は「AIの判断は人間のそれとは違う」というお話をいたしました。今回は逆に、AIが人間と同じような判断ができるようになるという性質自体が問題になる場合がある、というお話をいたします。それは、人間が持っている偏見などがそのまま真似をされて結…

連載:AI脳の創り方

Vol.14

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

AIは人間のように判断する、と思ったら大間違い

AIは人間のように判断する、と思ったら大間違い

人工知能という言葉からは、AIは人間と同じように考えて人が行ったのと同じような結果を出すことができるものだというイメージを抱きがちです。最近のAIはちょっとしたニュース記事を読み上げてみたり、俳句を詠んでみたり、とより人間らしい知的作業をこ…

連載:AI脳の創り方

Vol.13

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

「AIでVOC分析」を実現するうえで解決すべき課題

「AIでVOC分析」を実現するうえで解決すべき課題

前回の記事で「コンタクトセンターの通話履歴からVOC(Voice of Customer:顧客の声)の分析をするには、現状の音声認識技術はまだまだ不十分」というお話をいたしました。今回はその続きとして、AIでのVOC分析の限界、というか現状…

連載:AI脳の創り方

Vol.12

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

VOC(顧客の声)を音声認識+AIで掘り起こせるか

VOC(顧客の声)を音声認識+AIで掘り起こせるか

私が業務として携わる技術研究・開発の一環として、コンタクトセンターにおけるVOC(Voice of Customer:顧客の声)の分析プロセスにAI導入を図るという課題があります。 コンタクトセンターはご存知のように「企業が提供する製品や…

連載:AI脳の創り方

Vol.11

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

AIが完璧でないことを甘くみることで被る代償とは

AIが完璧でないことを甘くみることで被る代償とは

AIの導入検討時にはどれだけエラー(本来は問題なしなのに問題ありと判定してしまう事例)が含まれるのかは検証されているはずです。ただし、実運用が始まれば、そのデータは取れなくなってしまいます。従って、AIが検討時と同じ精度で判定をし続けてくれ…

連載:AI脳の創り方

Vol.10

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

実装後の注意点が示すAI時代の必須スキル

実装後の注意点が示すAI時代の必須スキル

AIの研究は引き続き活発で2019年になっても新しい成果が次々と出てきています。その成果を受け、ますますAIが使える領域が増えてきていますが、基本的にどんなAIであろうと大量の質の良いデータが必要になることには変わりがありません。むしろ、成…

連載:AI脳の創り方

Vol.9

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

人工知能イメージ

AI導入が難しい、見落としがちな重要ポイントとは

AIは万能というイメージが強いのは、昨今の囲碁や将棋での実績、医療分野での目覚ましい進展などが目立つからかもしれません。確かに、AIにはそれだけのポテンシャルがあるのは事実です。しかし、課題を設定するのはあくまでも人間。AIは課題設定ができ…

連載:AI脳の創り方

Vol.8

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

なぜAIは100%正しい答えを返せないのか

計算機(コンピューター)というものは計算を間違えたりしないものです。複雑な計算であっても人間のようにミスすることなく何千万回でも計算を繰り返し100%正しい答えを返してくれます。ところがこれがAIになると一転「100%正解することはありませ…

連載:AI脳の創り方

Vol.7

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

AIプロジェクト頓挫

つまずきやすく対策が限定的なAIプロジェクトとの向き合い方

やってみなければ分からないAIプロジェクト。やっかいなのは、そうなったときに取れる対策が、実はそれほど多くないことです。データ量を増やすか、データの品質を上げるか、あるいは全く新しくデータを集めるか…大体はそのいずれかです。 データがネッ…

連載:AI脳の創り方

Vol.6

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

AI実装

AI導入プロジェクトはどこでどう躓くのか

一般的に新規にAIを導入するためには最低でも半年程度の期間と数千万程度の費用がかかると言われています。当然ながら、なかなかそんな予算や時間はとれないのでトライアルのような形でのスモールスタートから始めようとする。それが実際には多いのではない…

連載:AI脳の創り方

Vol.5

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

AIチャットボット

まだ“未熟”なAIチャットボットを有効活用する勘所

人に代わって消費者の質問などに回答してくれるAIチャットボットサービス。導入の手軽さやその利便性から普及が拡大していますが、“会話”の進化はあまり見られません。研究も進むAIチャットボットサービスがなぜ、「りんな」のように自然な会話にならな…

連載:AI脳の創り方

Vol.4

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

AIチャットボット

AIチャットボットは企業の窓口としてどこまで使えるのか

スマートフォンの普及などもあり、若い人達を中心にチャットを利用することの抵抗感が少なくなってきています。抵抗感が少ないどころか電話よりもチャットのほうが気楽だと、電話の方が敬遠されることがあるほどです。そのため、今では多くの企業のホームペー…

連載:AI脳の創り方

Vol.3

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

AIを使うにはAIをマネジメントする能力が必要

関係者への修正依頼のようなチェック作業があります。やったことがある人であれば想像がつくかも知れませんが、量だけで言えば問題のある文章というのは全体の概ね数パーセント程度しかないものです。とはいえ、この数パーセントは実際に読んで見なければ発見…

連載:AI脳の創り方

Vol.2

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

AI導入を考える前に知っておくべきその実状

<『AI』はこれまで人間がやるしかなかった業務を代わりに実施してくれるようになります> よく聞くAI導入時の紹介フレーズです。ズキッと刺さる言葉ですが、本当に今あなたがやっている業務はそんなに簡単に『AI』が代わりやってくれるようなも…

連載:AI脳の創り方

Vol.1

ビジネスパーソンのための戦略的AI活用のキモ

AIのビジネス実装が難しい本当の理由

AIのビジネス実装が難しい本当の理由

いまや様々なサービスで『AI(人工知能)』の活用が謳われています。では『AI』とは何ができるものなのでしょうか。『AI』という言葉は、計算機に知的作業を行わせるアルゴリズムやその研究分野自体を表していて、特定の機能を示すものではありません。…